少し遡りますが、約1年前の2019年10月17日~20日に弊社の田中がカンボジアへ出張、日本での実習を希望する技能実習生約10名について、プノンペンの学校で面接しました。
技能実習生の方々は、カンボジアの合宿所で日本について学んでおり、1人約15分の面接では全ての実習生がとても意欲的でした。
全員から日本で実習したい想いが伝わり、選定は心苦しい面もありましたが、最も優秀な3名の内定が決まりました。
2020年10月12日、内定していた3名の技能実習生が成田空港へ到着しました。
本来は、約5ヵ月前に来日する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で遅れ、現在になった状況です。
来日後の技能実習生3名は、成田にある合宿所で日本の習慣や常識を約1ヵ月間学びます。
カンボジアでも日本に関して教育を受けたとはいえ、他国での実際の生活は戸惑う面もあるでしょう。
そのようなギャップをできるだけ埋めてから、実習先での生活を始められるシステムになっています。
そうして11月17日、技能実習生の3名が河内鉄工所の本社工場へ初出社しました。
19歳・20歳・24歳の若い男性たちで、様々な不安があると思います。
そのような不安をできるだけ取り除き、良い実習期間にしてもらえるよう支援していくことを、社員間で話し合いました。
現時点での技能実習生たちは、ひらがな・カタカナ・簡単な日本語が話せる状況で、仕事に関する日本語は通じにくい面もありますが、とても真面目で一所懸命です。
住居については、本社の近くにある4DKマンションにて1人1部屋を提供しており、生活面でもサポートしていきたいと思います。
現在の技能実習生は、2名がプレスのオペレーターとして、1名が金型製造のアシスタントとして実習に励んでいます。